2026年5月30日・31日(土日)に、「初夏のSEM Green Gamp」を開催しました。
ちなみにご案内ページはこんな感じでした!↓

今回のイベントは、久しぶりの宿泊イベントでした。
長野・岡谷の自然や文化をゆっくりと味わってもらえたら、
普段、オンラインで会う仲間や講師とゆっくり交流できたら、
そういう思いで宿泊型のイベントを考えました。
今はOSSをお休みしている生徒さん、おうちSEM EXPOの展示に参加してくださったことから興味を持ってくださったご家族も参加してくださり、30名を超える参加者で、アットホームながら交流の広がりのあるイベントになりました。
このブログでは、今回のイベントの様子を、詳しくお伝えしていきます。
最後までぜひお読みください。
自分だけの太鼓作り
イベント初日、会場となった岡谷太鼓道場(鼓鳴館)に、東京、神奈川、愛知、岐阜、三重、長野から、参加者のみなさんが続々と集まってきました。
早速、太鼓作りの講師、浜さんから説明を聞き、絵を描くチームと、本物の牛皮に穴をあけるチームに分かれて作業開始です!



皮に穴を開けるのには力が要ります。
親子で、講師と生徒で、また、生徒同士で協力しながら作業をしていました。
サポートに回ってくれていた生徒さんが、子どもたちに「いいね!上手!がんばって!」と優しく、ポジティブな声掛けをしていたのがとても印象的でした。


次の工程は、缶に皮をかぶせ、ひもをかけていく作業です。
ミニ太鼓ながら、太鼓の仕組みがよく分かります。


写真:T.Hirose
こんな感じにできあがりました!

写真:スタッフ
でき上がった太鼓は、まだ皮がしっとり。音も、ボヨンボヨンという音でした。
これが乾くにつれ、聞き慣れたポンポンという太鼓の音になるそうです。
ボヨンボヨンという音は、作りたての今しか聞けない音というわけです。
みんな、My太鼓を抱えて、早速演奏が始まっていました。楽しそうな笑顔がお見せできず残念なくらいです。
太鼓づくりの合間には、参加したお子さんの手作りパン、手作りお菓子を楽しみ場面も!
学びの博覧会「おうちSEM EXPO」で見たあのパンが食べられる!と、子どもたちも大喜びでした。
パンは朝4時に起きて焼いてきてくれたそうです。
また、おしゃれなお菓子は、使われている材料のアレルギー表示も作成してくれている「プロ」仕様でした。

写真:スタッフ

写真:T.Hirose
本物を味わう太鼓体験
次は、御諏訪太鼓伝承者である山本麻琴さんを講師に迎えての和太鼓体験です。
山本麻琴さんは、2025年に開催された大阪・関西万博にも出演されるなど、多方面で活躍されています。


写真:T.Hirose
ずらーっと並んだ太鼓の前に一人一人立ち、直々に打ち方を教わります。
「ドーンコドンドンドーン、カッカッ」
足の広げ方、手の挙げ方、リズム、音。すべてが本物です。
生徒さんも保護者の方も、かっこいい立ち姿で太鼓を打ち、全員で鳴らす音には、迫力がありました。
最後は、贅沢にも、山本麻琴さんの演奏を間近で聴かせていただきました。

写真:スタッフ

写真:T.Hirose
みなさん、息を呑んで、麻琴さんの姿と太鼓の響きに没入していました。
「太鼓の音は、神さまに届けるためのもの」という説明が麻琴さんからありましたが、まさにそのことを心から実感できるものでした。
終わった後、「すごいとしか言えない」と、口々に言う様子がありました。
大変貴重な体験をさせていただいた、浜さん、麻琴さんに心から感謝申し上げます。
絶景のバーベキュー
さて、次は場所を移してのバーベキューです。
その前に、地元のスーパーでお買い物をし、食材や朝ごはんを調達!
子どもたちがかわるがわるやってきて、
「ピーマン買いますか?」
「ジャガイモもお願いします」
と声をかけてくれました。
みんなでやるバーベキューへのワクワクが伝わってきました。
宿泊場所のログコテージに荷物を置くと、早速バーベキュー会場である、「森のダイニングCate」さんへ。
貸切のテラスへと足を運んでみると…

写真:スタッフ
写真よりも、ずっとずっとすばらしい景色でした。ぜひみなさんも、その目で見ていただきたいです。
野菜を自分たちで切り、お肉をじゅうじゅう焼きました。

手慣れた手つきで焼きそばを作ってくれたお子さんも。
人気があったのは、コーンやさつまいも。長野の白なすやマッシュルームもとっても美味しかったです!
そして、最後のお楽しみは焼きマシュマロ!クラッカーにはさみスモアにして食べるのもまた楽しそうでした。

写真:T.Hirose
OSSでは初のバーベキューでしたが、参加のみなさまのご協力で、安心して楽しめました。
ありがとうございました。
やまびこの森ログコテージ
宿泊場所は、やまびこの森のログコテージです。
森の中に山小屋が並び、家族ごとに気兼ねなく宿泊できるつくりになっています。
家族との静かな空間でゆっくり休むこともできる、でも、外に出ればすぐにお友だちに会える。
しかも、そとは清々しい森。
そんな理想的な場所に出会えたことは、私たちスタッフにとっても喜びでした。


2日目の朝、子どもたちがかくれんぼする声が聞こえてきました。
森やコテージを行き来し、楽しそうに走り回っていました。

小人は生徒さんのセロハンテープ作品です
写真:スタッフ
やまびこ公園へGo!
2日目のプログラムは、鳥居平やまびこ公園での自由遊びです。
広ーい公園で、どうやって、なにをして遊ぶかは、すべて自由。
ジャンボすべり台をすべったり、広場で鬼ごっこをしたり、みんなで、または、家族と、思い思いに遊んだようです。

どんぐりぽっぽも楽しそうでした


写真:スタッフ
そろそろ終わりにしようかと声をかけるも、「もうちょっと!」「あと1回!」という声。
名残惜しさを感じながら、みんなでリフレクション&さようならの会を行いました。
「やっぱり、太鼓が本当にすごかった」
「みんなと遊べてよかった」
いろんな言葉を受け取りました。
みなさまからの感想とリフレクション
SEMのイベントには、「これを学んでほしい」という大人からの「目あて」の設定はありません。
「first-hand/直の」「authentic/本物の」「genuine/真正の」「raw/未加工な」「hands-on/実践」から得られる学びや気づきを大事にし、できるだけマインドフルな「本物」の体験の機会を用意はしますが、何に気づき、何を感じるのかは、子どもたちに委ねています。
ただ、その気づきを意識に上らせたり、言葉にしたりするためのサポートはしています。
それがリフレクションです。
リフレクションは現地でも簡単に行いますが、各ご家庭でも行っていただけるよう、手引きをお配りしています。
何人かの方から、ご家庭でのリフレクションの様子や感想を送っていただきました。
太鼓作りのことから、チャレンジした48個のパン作りのこと、森の中に泊まったこと、そして、これらの体験から新しい着想得たこと、もうなにかはじめてみたこと、そんな学びの様子を聞きました。
SEMの中核であるETMのTYPE1「『好き』や興味関心を広げる」が、十分に行えたと思いました。
参加のみなさまからの感想です。
【子どもたちから】
自由行動でお友達と遊べたのが楽しかった。お友達ができて嬉しかった。太鼓の皮に穴あける作業が楽しかった。
バーベキューと太鼓の叩くのがとくに楽しかったです
とっても楽しかったです(^^) この二日間でたくさん友達ができて嬉しいです!
バーベキューで一番焼きマシュマロ食べてたの私かもσ(^_^;)
またこういうイベントがあったら嬉しいです!
本当にとても楽しい時間でした♪
皆さま本当にありがとうございました。
普段の日常では絶対に得られないものを得られて、とても元気をもらえました。
広大な森の中で過ごしたり、太鼓の演奏を聞いたりと、日常ではなかなか体験できないことに触れられて、とてもよかったです。自分の世界が広がったような気がしました。
【保護者の方から】
子ども達の楽しそうな様子を見ることが出来て、とても幸せな時間でした。そして保護者の皆様の、子ども達の意見を尊重している姿が大変印象的でした。
一人の女の子が、学校では友達とあんまり仲良くできないのに、今日と明日だけなのにこんなに仲良くなれちゃうのはどうしてだろう!と興奮しながら話している姿も心に残っています。
息子に関しては、太鼓作りはお手伝いという立場でしたが、小さな子にも穏やかに接していて、難しいところはやってあげたり、応援したり誉めたりと、良く見て声をかけていることをとても嬉しく思いました。
普段は同世代の友達との姿しか見ていないので、今回の機会はとても有り難く、そして新鮮でした。また機会かあれば是非参加したいと思います。
麻琴さんの太鼓は、身体の芯に響く(私は特に喉)体験をさせてもらいました。 厳かで感動的でかっこよかったです。 清めて頂きました。 お祭りや奉納祭はさぞかし素晴らしい迫力なんだろうなと。
ミニ太鼓では好きに色がぬれるのに本物の牛皮で作れる本格的な体験!ありがたいです。楽しそうでした!
パン作りが好きな息子の塩パンを皆さまに食べていただけて感謝しております。 たくさんの方に声をかけてもい、本人も喜んでおります。自信にもつながっています。
いつもとは違う反省点改善点も本人の口からどんどん出てくるし、それすらも楽しそうです。
焼き菓子、美味しすぎ好きすぎて、たぶん私が1番食べてたかも笑 近所で売ってほしい!!! レシピ公開を切望しております。
なかなかお会いできない方とたくさん遊べて、幸せそうでした。 とても濃い時間でした。
子どもたち、解散してからも楽しかった余韻にずーーーーーっと浸っています。
おうちSEM EXPO等の発表はひとつひとつ本当に素晴らしいなと思ってみていますが、 その本人に会えて人柄を知れて、作品と繋がって、より作品の理解に深みがでるなぁと思いました。
今後もあの〇〇さんが!この作品を!好きって言ってたもんねーと納得があったり、さらにこうきたのー?っなんてことがありそうだなと。もっと楽しみになりました。
始まりから終わりまで、五感をフルに使って感じ、遊び、楽しむ、かけがえのない時間を過ごすことができました。
生命力と清々しさに満ちた森の中で、時に真剣な表情で集中し、伸び伸びと遊ぶ子供たちの姿を眩しく感じました。
「こういうことを学んでほしい」という思惑がなく、それぞれを尊重しながら安心して過ごせる環境と、本物を感じられる体験を提供して下さるキャンプだったと感じております。
娘が母のそばにほとんどおらず、お友達とずっと過ごす姿を見たのは初めてで、本人が心から楽しんでいるのが伝わってまいりました。
皆さまの温かい雰囲気とお心遣いに包まれニ日間を過ごすことができましたこと、感謝の気持ちでいっぱいでございます。ありがとうございました。
初めて遠方でのイベントに参加いたしました。
本人は緊張した様子でしたが、リアルで初めて会う方も多く、とても楽しかったようです。
また、宿泊込みで最後まで参加できたことも自信に繋がったと思っています。
これも全てスタッフの皆様、講師の皆様のお陰です。本当にありがとうございました。
参加する子どもたちの姿をイメージしながら、1年半の時間をかけて準備してきた長野・岡谷でのSEM Green Camp。
普段、オンライン上で会う子どもたちや保護者の方と、素晴らしい環境の中交流できたことは、私たちスタッフにとってもとても貴重で豊かな時間でした。
細やかに相談に乗ってくださったやまびこの森の担当者の方、岡谷太鼓道場のみなさま、太鼓作りの浜さんご夫妻、現地岡谷でのあれこれをナビゲートしてくださった山本麻琴さんご一家、そして、参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました。

写真:T.Hirose
