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*開催レポート* SEM Spring Camp 2024@川崎

2024年3月24(日)に、SEMスプリングキャンプ「アートと緑のピクニック」を開催しました。
ちなみにご案内ページはこんな感じでした!↓

今回の、スプリングキャンプは、アートと自然散策を楽しむ会。
川崎市の「生田緑地」で行われましたが、関東の生徒さんに加え、滋賀、長野からも駆けつけてくれ、総勢11組、30名以上の参加となりました。嬉しい!
OSS(おうちSEM SQUARES)の会員ではないご家庭も参加してくださったことも、嬉しい限りです。
スプリングキャンプでの探究は「SEMのETMタイプ1拡充体験」
SEMのスペシャリスト知久麻衣が監修する、「ただ体験するだけ」に留まらない、学びをつなぐ活動です。
さらには、普段オンライン上でしか会えないメンバーに会える「オフ会」の場でもあります。
このレポートでは、いろいろな意味でふれあいの場になったスプリングキャンプの様子をお伝えします!

目次

午前
「川崎市岡本太郎美術館」

集合は、岡本太郎美術館のそばにある「母の塔」
再会を喜ぶ声、はじめてのリアル対面に感激する声にあふれていました。
生徒さんのごきょうだいやメンターに当たる方(大・大先輩!)も参加で、バラエティ豊かな顔ぶれでした。
簡単な自己紹介の後、いよいよ美術館の中へ。

美術館のスタッフの方がとても親切で、ガイダンスホールに案内してくださり、館内の利用の仕方や注意事項を丁寧に説明してくださいました。メモを取るための板と鉛筆も貸してくださいました。こうした美術館で気になったことや感じたことをメモできるのはありがたいです。
中は少し薄暗く、岡本太郎さんの独特の世界観に気圧されてしまった生徒さんも。
これも、直に見てこそ感じられたもの、発見できたことだったと思います。


今回の展示は撮影可でしたので、思い思いに写真を撮る姿や、楽しいエリアで憩う姿もありました。

今回の企画展は、第27回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)展。
いやあ、すばらしかったです!
係の方の話では、今年は、太郎賞、敏子賞はもちろんのこと、特別賞が10作品も選ばれるほどの良作揃いだったそうで、見応え抜群でした。

どれもすばらしかったのですが、太郎賞「今日も「あなぐまち」で生きていく」の作品には、各「部屋」にミニブックが仕込んである細かで凝った作り。
ついつい、次々と手にとって読んでしまう姿が見られました。

太郎賞に輝いた、つん《今日も「あなぐまち」で生きていく》

他の作品も、生徒同士、きょうだい、親子、保護者同士などで、感動や驚きを共有しながら楽しむ姿がありました。
展示室を出たところにあるミュージアムショップも楽しく、〈TAROMAN〉(タローマン)のガチャガチャや、太陽の塔の顔出しに興じる生徒さんもいました。

顔出し太陽の塔
顔出し太陽の塔

午後
「生田緑地散策」

美術館の後は、美術館の裏手にある広場で、みんなでお昼ご飯をいただきました。
緑の芝生にレジャーシートを広げてピクニック気分。
自分の好きな昼食を、自分のペースで食べます。
お菓子の交換で交流も!
ご当地のお菓子を持ってきてくれていて、盛り上がりました。
食べながら絵しりとりがはじまったり、絵しりとりをしながら追いかけっこをしたり!紙飛行機も飛ばしたり!
OSSの生徒さん同士だけでなく、きょうだいのみなさんもすっかりうちとけて、とても楽しそうでした。
ハイライトは、生徒さんが主催した「バスボール屋さん」
物々交換で、手作りのバスボールをもらいます。
香りのサンプルに、丁寧な取扱説明書、おまけのお菓子などなど、充実のサービスです。
“プロのように”やってみる、まさに、「SEMのETMタイプ3」の探究プロジェクトの実践です。
(この探究プロジェクトは、6月に開催したおうちSEM EXPOでも発表しました。その話はまた今度!)

今回のイベントには、セロハンテープ工作博士ちゃんの悠生くんも参加してくれていて、「お土産」にセロハンテープで作った猫を持ってきてくれていました。
みなさん、生で見る作品に驚嘆していました。

「ヘビを探しに行こう!」
そんな声があがり、生徒さんたちと知久麻衣との”探検隊”も出発していきました。
あいにくヘビには出会えませんでしたが、川でオタマジャクシを見つけたようです。
ほかには、生田緑地内にある「かわさき宙(そら)と緑の科学館」を見に行った方、人生初の泥団子を真剣に作った生徒さん、緑地内の青色客車の中でのんびりおしゃべりをする保護者の方もいました。
OSSの会員ではない一般参加のご家庭とは、どんなことに興味があるか、学びの進め方、日々の過ごし方などなどを、じっくりお話もしました。
ゆるくつながりながら、それぞれが楽しむことができるのが、OSSのイベントの特色です。

仲良し泥団子
仲良し泥団子

雨もぱらつき始め、名残惜しいながらもお開きに。
再会を願いながら、しばしのお別れです。
スプリングキャンプの後は、SEMでとても大事なリフレクションも、後日行いました。
リフレクションは、体験を次につなげる学びの一環です。
OSSの生徒さんとは、レッスンやメタバース空間であるメタライフでも実施しますが、一般参加の方にも、リフレクションの手引きをお送りしています。
今回参加してくださったご家族も、ご家庭で感想をシェアされたり、また、再度生田緑地を訪れてみたり、行けなかった施設に行ってみたりなど、次のアクションを行われたそうです。

みんなの感想

最後にみなさんからいただいた感想をご紹介します。

親子共にとても楽しい1日でした。
娘はお昼ご飯の時と散策の後の魔法ごっこが楽しかったそうです。
岡本太郎美術館は気持ち悪い怖いと散々に言っていましたが座ることを拒否する椅子は名前が面白かったのか妹たちとも座ることを拒否する椅子ごっこをしています。
バスボール屋さんもとても可愛く本格的な仕上がりで感動しました。謎解きやセロテープ工作も素敵だったのですがいつもオンラインで遊んでいるお友だちや先生たちが実在することを確認できることが一番娘には大事なのかなとも思いました。みんなこの世に存在してくれてありがとうと思いました。
年齢も興味のあることもバラバラなのにそれなりに一緒に遊べるのは興味深かったです。押し付け合わず尊重しあえる仲ってこんな感じになるんですかね。

はじめから最後まで母子ともに楽しみました。どうもありがとうございました!

太郎さんの絵が良かった!皆さんの楽しそうな姿を見る事が何よりも嬉しかったです。(私達もすごく楽しかったです)

とてもアクションな1日でした。普段の生活では絶対にできないような事が豊富で、幼稚園での遠足の楽しい感覚を数年ぶりに思いました。
ここ数年で一番グッときました。とてもジャッキーチェンな1日でした。

本当に実りのある1日でした。子ども同士、本当に楽しそうで。戯れる姿を見ているのが嬉しかったです。
遠くからファミリーで参加されているご両親も本当に素敵で、もっとゆっくりお話がしたかったです。
本当にありがとうございます。

近くに住んでいながら、生田緑地今まで1度も訪れたことがなかったので、良い機会となり、ありがたかったです。
また、改めてアート作品や古民家という本物の持つエネルギーからインスピレーションをもらったり刺激を受けたりすることの素晴らしさを感じることが出来ました。
そして、皆さまと交流できたことが嬉しかったです。本当にありがとうございました。

以前より興味のありました岡本太郎美術館でしたが、SEMの皆さんと一緒に訪れることで2倍も3倍も楽しむことができました。
その後もピクニックや公園でこどもたちはのびのびと遊び、保護者はゆっくりお話することができたのもよかったです。
また企画を楽しみにしています。

次回のイベントは…

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